名古屋パティスリー巡り④東郷町にあるフランス菓子のお店へ『Pâtisserie Bébé(ベベ)』(11月)

こんにちは！

名古屋パティスリー④ということで名古屋滞在2日目の2軒目として伺ったお店について書きたいと思います。

ちなみに名古屋パティスリー巡りと書いていますが、Bébéさんは名古屋市ではなく愛知郡東郷町にあるお店。といいつつ名古屋駅などからはさほど遠くないので名古屋を訪れた際には絶対にまた伺いたいなと思っています。

Pâtisserie Bébé(ベベ)

名古屋駅出発の場合は、徳重駅または赤池駅まで電車で向かい、その後バスを利用するのがオススメですかね。(私は名古屋に詳しくないので、他に最適な行き方があるかもしれませんが…)

ちなみに私は赤池駅からバスで向かいました。バスの本数はそこまで多くないので、公共交通機関をご利用の場合は何時にお店を出れば良いかなど前もって計算しておくのがおすすめ。

また、今回ケーキのショーケースの写真は撮っていません。当日分として店頭に並ぶ数は限られているのでご利用の場合は前もっての予約がおすすめ。私はモンブランのみ予約したのですが(モンブランの予約は1ヶ月ほど前にしました)、その他の商品のお取り置きの可否を4日ほど前に確認したところ、もう予約がいっぱいとのことだったので1週間以上(1週間でも足りないかも？)余裕をもった方が良いようです。結果、伺った際にお目当てだったケーキと出会えたのですが、次からはもっと余裕をもって連絡するべきだと学べました…！

実食

モンブラン

ボリューミー。予想以上に大きくてびっくりしました。嬉しい誤算です…！

コニャック香る大人のモンブラン。メレンゲが湿気ってしまうのでお早めに召し上がってくださいとのこと。今季の販売は12/13(日)までですし、事前に予約してからの訪問がおすすめ。

初めて出会うタイプのモンブラン。ラム酒入りなどお酒がきいたモンブランは今までもいただいたことがありますが、こちらのモンブランはお酒感が非常に強く、まさに「大人なモンブラン」。コニャックががっつりきいているので、力強い香りに酔いしれてしまいそうに。

サクサク軽やかなメレンゲ、コクのある生クリーム、そしてほろっと解けるような繊細なマロンクリーム。栗の香りとコニャックの香り。優しげな見た目とは裏腹に、コニャックの芳醇な香りが印象的な力強いモンブランでした。洋酒を使ったお菓子が好きな人にとってはたまらないかと。

シューアラクレーム

こちらは6個以上でないと予約できない商品。ショーケースの中に残っていたのでついつい購入。

ザクザクと食感が楽しく、香ばしいクッキーシュー。

何より驚いたのはカスタードクリーム。こんなにねっちり粘度があり濃厚なカスタードクリームと出会ったのは初めてでした。バニラの甘美な香りも堪らない。味わい深いシュー生地とぎゅぎゅっとつまった濃厚なバニラ香るカスタードクリーム。

こちらは洋酒を使った大人向けのお菓子ではありませんが、今まで食べたことの無いシュークリームだったのですごくワクワクしました。

ランペリアル

ビジュアルも可愛らしい。カリカリ香ばしいチュイルにピスタチオクリーム、外サクサク中ねっちりのマカロンなど。口溶けが良いピスタチオクリームの中、チュイルとマカロンの食感の違いが良いアクセントに。

中には爽やかなオレンジのコンポートが。苦味や酸味も感じられるスッキリとした甘さのオレンジコンポートはピスタチオと相性抜群。また、ほんのり洋酒の香りが感じられることで全体がピシッと引き締まるように。

フレジエ

大好きなフレジエ。今季3個目です。表面はシャリっと甘いマジパンすみっこにちょこんとのせられた赤すぐりが可愛い。

大粒の甘酸っぱい苺に豆豆しさすら感じられる濃厚なピスタチオのムースリーヌ。苺はリキュールでマセレされていて、香りが良い。

香ばしいピスタチオと甘酸っぱい大粒いちご、そして香り高いリキュール。上品なフレジェでした。表面のマジパン？の厚みと風味も特徴的。

ランバダ

他の華やかなケーキと比べると、目立たない見た目ですが今回いただいた中で1番印象に残ったお菓子。

サクサク香ばしいココナッツのタルト。シャクシャクとしたココナッツの食感が楽しい。中にはホワイトラムでマセレされたバナナが。ホワイラムでマセレされているため、バナナはスッキリとした甘み。また、バナナの柔らかさがサクサクシャクシャクのココナッツタルトと絶妙なバランスで。所々に入っているふっくらしたラムレーズンも良いアクセントになっていて、心がほっと落ち着くお菓子でした。