船橋駅より徒歩6分『Patisserie Le Ciel(パティスリー ル・シエル) 船橋本町通り店』(5月)

こんにちは!

1ヶ月以上前のことになりますが、船橋本町通り沿いにあるパティスリー『Le Ciel(ル・シエル)』さんに初訪問。本店は鎌ヶ谷にありますが、状況も状況なのでなるべく近くでと思い、船橋へ。

自分は、千葉と東京の境目周辺に住んでるので東京の西の方に行くよりは圧倒的に千葉の方が近いんですよね。また親戚が千葉に住んでるので千葉方面へ行くことが多く、千葉県のパティスリーもちょくちょく伺っています。

ところで、千葉というと東京、埼玉、神奈川に比べてパティスリーが少ないというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?(実際にそうだと思いますが)数は劣るものの千葉にも素敵なパティスリー幾つもあるんですよね。

現時点でブログにあげている千葉のパティスリーは流山おおたかの森のレタンプリュスと習志野のラパージュ、秋山のパティスリーハヤトヤマダですが、どのお店も魅力満載。伺ったものの、まだ感想や写真をまとめていないものもあるのでそちらを書きつつ、これからも状況をみながらにはなりますが千葉のお店へも伺いたいです。

ということで(?)、今回は船橋にある『パティスリー ル シエル』さんのケーキをいただいた時の感想を書きたいと思います。

パティスリー ル・シエル 船橋本町通り店

船橋本町通り沿いにあるパティスリー。といっても船橋本町通りってどこだろう?という方も多いのではないでしょうか。

JR「船橋駅」から徒歩6分ほど。「京成船橋駅」からは徒歩4分ほどですかね。細い道を通ったりはしないので初めて船橋を訪れる方でも行きやすいと思います。

ショーケースの写真。

可愛らしく、華やかなケーキがたくさん。午前中に伺ったのでケーキはほとんど揃っている状態だったかと。

店前にはケーキのラインナップが記載された紙が掲示されており、待っている間におおよそ決めることができるので購入がスムーズ。1ヶ月以上前のことなので現在はどのような形で営業されているのかわかりませんが、事前にケーキを選べるのは非常に便利でした。

実食

フレジェ

背が高く、スリムなフレジェ。一般的なフレジェと同じく、可愛らしいビジュアルですが、今まで出会ったことのない味わいでびっくり。驚きという観点でみると、今回いただいたケーキの中で断トツ1位。

表面は甘酸っぱい苺のコンフィチュールにフレッシュ苺。ちょこんとのっているお花が可愛い。

バニラ香るバタークリームと甘酸っぱい苺。バタークリームはこっくり固めで、バターのコクがしっかり。甘いバニラの香りの心地よさも魅力的。

そして何より印象に残っているのがライムを使用した生地。非常に爽やかで、インパクト抜群。甘酸っぱい苺や甘いバニラの中、感じられるライムのキレのある味わいに驚かされました。フレジェですが、爽快感があり春というより初夏らしいケーキ。

フロマージュ クリュ

フランス産クリームチーズを使用したレアチーズケーキ。こちらのケーキにも表面にお花の飾りが。

ボトムは塩気のあるクッキーのクランブル。なめらかなレアチーズとクッキーのザクザク食感が相性抜群なのはもちろん、レアチーズのコクとクッキーの塩気も相性抜群。また、そこにアプリコットジャムの甘酸っぱさが加わることで、より絶妙なバランスに。

甘味、酸味、塩味のバランスの良さも、ザクザクと粗めのクランブルも好みで、ぺろりと完食。あまじょっぱいケーキが好きな方に特におすすめですかね。これはただの願望ですが、アントルメでもいただいてみたいな。

ゴリーユ

名前はごついですが、実際は優しい味わいで子供から大人まで多くの人に愛されるケーキという印象。

チョコレートの上にのった金箔が蝶みたいで思わずぱしゃり。

チョコレートの奥にはコクのあるクレームシャンティが。

チョコレートコーティングの中には上品な甘さのバナナのクリームとザクザクのチョコレートクランチ。なめらかなクリームだけでなく、バナナの果肉も入っているためバナナのフレッシュさも魅力。まさにチョコバナナなケーキ。

またチョコレートクランチの食感とコクのある味わいも絶品。チョコバナナといっても全く重くなく、「ゴリーユ」という名前とビジュアルからは想像もつかない程、上品な味わいでお気に入り。

アンプリル

ピスタチオクリームと苺。周りはピスタチオ風味の香ばしいチョコレートでコーティング。

コクのあるマスカルポーネクリームとキュンと酸っぱい赤スグリのクーリー。ボトムは香ばしく、ふんわりとしたピスタチオ風味の生地。

ピスタチオが主役という訳ではなく、コクのあるマスカルポーネの柔らかな味わいの中、香ばしいピスタチオや酸味のある赤スグリが良いアクセントになっているような印象。そもそも説明書きに「ピスタチオの香りをアクセントに」と書いてあり、この色味なのにピスタチオメインのケーキではないのかと驚いたのですが、実際いただいてみると納得のお味。

第一印象としては赤スグリとピスタチオの華やかな香りが印象に残りますが、マスカルポーネとあわさることで徐々に上品で優しい印象に。春から初夏にかけて、ぴったりなケーキかと。

テ・ベール

「テ・ベール」という名からもわかるかと思いますが、抹茶のケーキです。このビジュアルに惹かれて購入。

コクがありミルキーなホワイトチョコレートクリームの中に、苺ジュレ、抹茶クリーム。ボトムはほろ苦いチョコレートのビスキュイ。

ミルキーで甘いホワイトチョコと濃厚な抹茶は言わずもがな相性抜群。色味から伝わるかもしれませんが、抹茶が想像以上に濃い。深みがあり、ほんのり苦味も感じられる抹茶のクリームに対し、ミルキーな甘さがたまらないホワイトチョコのクリーム。

そこに華やかで甘酸っぱい苺のジュレがプラスされることでまた違った印象に。それにしてよ苺が入ることで面白いほどに印象が変わりますね。口当たりなめらかなクリームの中、苺のつぶつぶ感も良いアクセントに。

ティラミス

テベールに引き続き、立方体のガトー。

外観だけでは全くティラミスに見えませんが、実際口に入れてみるとしっかりティラミス。

ふわっと軽い口当たりのマスカルポーネクリームとエスプレッソシロップのしみた生地。口溶けが良く、口に入れた瞬間に解けていく繊細さ。

お酒の芳醇な香りもほんのり。とはいえ比較的まろやかで優しく、お子さんでも楽しめるティラミスかと。

クレール ドゥ リュンヌ

こちらも立方体でしたが、持ち運びで少し崩してしまいました…

今回いただいたケーキの中で一番のお気に入り。バニラとココナッツの優しい甘さのクリームにマンゴーのジュレ。

ぴりりと舌に刺激を感じる胡椒のビスキュイが良いアクセントに。口に入れた瞬間はクリームの優しい甘さやマンゴーのジュレのフルーティーさが強いものの、後からぴりりという刺激と共に胡椒の風味がふわっと感じられ、面白かったです。

ジャスマン

まず見た目が可愛い。見た目の可愛さは今まで出会ったケーキの中で1番好きかもしれません。また自分が根っからのアイドルオタクだからかもしれませんが、こういう淡い紫のケーキってそうそうないから推しの誕生日とかに重宝しそうだな…とも思ったり。(ちなみに青色で美味しいケーキをご存知の方いましたら教えて下さると嬉しいです…!)

この光沢がある紫色のチョコレートが特に可愛い。ちょこんとのせられたマカロンも。このマカロンもジャスミン風味。

非常になめらかで口溶けが良いため、気づいたらジャスミンの香りだけ残して、とろけてなくなってしまっているという儚さ。

そんなジャスミンティーのクリームの中にライチのジュレとフランボワーズのクーリー。ジャスミンの甘く、柔らかな香りとライチやフランボワーズの華やかな香りが相性抜群。ビジュアル同様、品のある味わいで美しい世界観。

感想

だいぶ日が空いてからの投稿になってしまいましたが、どのケーキも美しく、写真を見返すだけで幸せな気分に。また、美しいだけではなくて味や構成も好き。個人的には、クレール ドゥ リュンヌ、ゴリーユ、ジャスマンが特にお気に入りですかね。

今回は船橋本町通り店を利用しましたが、次は是非本店に伺いたいです。とはいえ鎌ヶ谷は少し遠いので車で連れていってもらえる時に…

ちなみに鎌ヶ谷は東京から少し離れますが、船橋駅へは東京駅から30分もかからないので、千葉といっても東京の端の方よりは断然アクセスも良いかと思います。

お店の情報

パティスリー Le Ciel(ル・シエル)

最後までお読み下さりありがとうございました。



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