2021年10月、中野坂上にオープンしたチョコレートのお店『Chocolaterie&Bar ROND-POINT by Hirofumi Tanakamaru(ロン・ポワン)』(1月)

2022年にやりたいこと。

たくさんありますが、まず第一に思っているのが、“まだ行ったことのないお店にたくさん足を運びたい”ということです。お気に入りのお店の再訪ももちろん行いたいですし、こんなご時世だからこそ通いたいという気持ちもあるのですが、新規開拓することで得られるものがあるのも事実で。

今年は自分の世界を広げていきたいという意味で、パティスリーに限らず、行ったことのないお店に一軒でも多く足を運ぶ一年にしたいなと思っております。

ということで、今回は初めて伺ったお店の話。昨年(2021年)10月に中野坂上にオープンしたロンポワンさんに伺ってきました。

Chocolaterie&Bar ROND-POINT by Hirofumi Tanakamaru(ロン・ポワン)

東京メトロ丸の内線・都営地下鉄大江戸線中野坂上駅から徒歩6分ほど。両隣が中野警察署という珍しい場所にあるお店。

種類豊富なボンボンショコラに加え、好きな量を購入することができる坂上生ショコラや美しいケーキ、焼き菓子が並んでいて、眼福な店内。何を買おうかなあとワクワク。

実食

まずはケーキから。

国産柑橘と蜂蜜のショートケーキ

注文後に目の前で仕上げてくださる柑橘のショートケーキ。

フレッシュで爽やかな香りが心地良い。

クリーム、生地、柑橘の絶妙なバランス。また、一体感が感じられるのも好きなポイント。

フレッシュな柑橘がたっぷり使用されているというのもありますが、生地にシロップが程よくしみていて、一口目から食べ終わるまでずっとフレッシュでジューシーな印象で。

可能ならばアントルメで食べてみたい……

和栗のモンブラン

メレンゲ、生クリーム、マロンクリーム。

ビジュアルと同じく、シンプルな構成のモンブラン。

さっくり香ばしいメレンゲに軽やかな生クリームとほっくり優しい甘さのマロンクリーム。

1口食べた瞬間、ほっと落ち着くような味わい。

購入後、1時間以内にお召し上がりくださいとのことで帰宅して真っ先に撮影しいただきました。

出来立てならではの、ふわっと軽やかな口当たりが心地良いなあ。

フォレビオレ

昨年のクリスマスケーキとして販売されていたフォレノワールエルージュが元となったケーキ。

ダークとホワイト、2種のチョコレートムースにチョコレートスポンジ。その中にスパイスを纏ったさくらんぼや苺、ベリーなど。

スパイスやお酒の深みのある香りとさくらんぼやベリーの甘酸っぱさが良いアクセントに。

2種のムースがどちらもふわっと軽く、チョコ系のガトーとは思えないほどすっきりとした後味。

そんな軽やかで柔和な味わいのムースですが、スパイスを纏ったさくらんぼ、いちご、ベリーが加わることで一気にメリハリのある印象に。

グランピスターシュ

これはもう絶対に美味しいだろうな、と食べる前から確信。

ザクザクとしたピスタチオの生地にねっとり濃厚なピスタチオガナッシュと軽やかなクリーム。

間のミルクチョコのパリッと感が良い食感のアクセントに。

香ばしさの中で、上品さも感じられるガトー。

食感の豊かさ・楽しさも好きなポイントです。

ボンボンショコラ

ロンポワンさんといえば、なボンボンショコラ。

今回は自分で気になるフレーバーを選び、箱に詰めてもらいました。

アルアコ。

他ブランドですが、アルアコが好きだなと感じることが多いので今回はまずこちらを選んでみました。

すっきり爽やかで、青リンゴのようなフルーティーさも。爽やかながら、口に入れた瞬間に鼻を抜ける香りが力強い印象。

ラムレザン。期間限定のフレーバー。

アルコール感は強くなく、それ以上に深みのある香りが印象的な一粒。

プラリネ。

アーモンドとヘーゼルナッツを使用した自家製プラリネを使用。ザクザク荒っぽい食感で、香ばしさがぎゅぎゅっと詰まった一粒。

エルダーフラワー。

蜂蜜を使ったボンボンが美味しいと聞いていたので、気になっていました。(クローバーの蜂蜜との組み合わせ)

マスカットのような爽やかな甘い香りとそんな香りと共にすっと口の中で解けていく儚い口当たり。繊細。

ホットワイン。

今の時期にぴったりな気がして選びました。

数種類のスパイスを使用しているということで非常に奥行きのある香りが印象的。スパイシーですが、親しみやすく、温かい味わい。

ラベンダー。今回選んだ6粒の中で1番記憶に残っています。

ラベンダー蜂蜜とドライラベンダーに加え、ラベンダーの特性によく似ているというローズマリーを使った一粒。

口に入れた瞬間、ふわっとラベンダーの香りに包まれるような感覚。小さな一粒なのに全身を包み込むような包容力。

すっと口の中で解ける儚さも含め、全てが好きです。

坂上生ショコラ

好きな量を指定して購入することが可能。

自分はひとまず100g購入しました。

大小さまざまな生ショコラ。サイズによっても印象が異なるので、飽きることなくついつい何個も食べてしまいます。

味わいももちろんですが、個人的にはなめらかで、すーっととろけるような優しい口当たりが特に好きなポイント。量り売りというのも自分用やプレゼント用など様々な用途で使いやすくて嬉しい。

感想

バレンタインまであと少しということで巷ではチョコレートのフェア等が開催されていますが、今年は1月の頭にロンポワンさんのチョコレートに出会ったことでチョコ欲が完全に満たされてしまい、例年より催事での出費が抑えられています(笑)

特にボンボンショコラはロンポワンさんのものが良い…!と思ってしまい、今季はあまり購入せず。中野坂上は比較的行きやすいので、今後はチョコに困ることがなさそうです!(それくらい魅了されました。)

店舗情報

Chocolaterie&Bar ROND-POINT by Hirofumi Tanakamaru(ロン・ポワン)

最後までお読み下さりありがとうございました。

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